こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。

 

今回は、「 治療家が自宅と店舗を建てる隠れたリスクとは? 」ついてお話しします。

 

治療院業界では、

専門学校を卒業して免許を取り、すぐに
開業するケースがあります。

 

特に、脱サラして学校に入った方に多いです。

 

歳もとっているので、就職というより自分ですぐに開業してしまうのです。

 

その時に、1番やってはいけない事は、

新築の家と治療院を併設して建てることです。

 

そもそも今の時代、家を建てる事は非常にリスクです。

なぜならば、結局はローンを組んで借金をしてしまうからです。

 

借金をしたからには返さなければいけません。

 

自分の収入源がきちんと確立できるならいいかもしれませんが、基本的に難しいでしょう。

 

自宅兼治療院建てた場合、自分の治療院に患者さんが来れば良いのですが、

来なかった場合にリスクが高いです。店も移転できません。

 

 

今どこかに、就職している人でも家を買うのは踏みとどまったほうがいいでしょう。

大企業だって倒産する時代です。

 

例え、今は安定収入があっても、自ら退職したりリストラにあったら終わり。

 

再就職しても、以前のような給料は保障されません。

 

 

また家を買うときの注意点として見落としてる点がたくさんあります。

まず、家にかかる費用は、

 

新築の家を建てる費用と土地代、

さらに固定資産税、

老朽化した時の修繕費用、

介護が必要となりバリアフリー化の費用….など。

 

さらに見えないコストとして、新しい家を購入したら、

それに見合う家具や電化製品をまた新しく買い揃えてしまう事です。

 

今まで使っていた家具や電化製品は、

この新しい家には似合わない!

と思い、全てを新調しグレードアップしてしまうのです。

 

だから、家を買う行為自体、費用がものすごくかかるのです。

 

 

そして別の問題点は、場所に縛られる事です。

例えば、

家を建てた場所に、うるさい人が引っ越してきたり、

町内会に入らされたり、

何か近所トラブルが起きたり、

さらに、自分の子供がいじめにあった場合、

家を建てたばっかりに移動ができずに、そこで何とかして生活をしなければいけなくなるのです。

 

 

治療院もそうです。

治療院を建ててしまった場合、そう簡単には移動できません。

 

借金返済もありますし、そこで何とかやっていかなければいけなくなるのです。

 

つまり場所に縛られることによって行動が制限されるのです。

 

 

しかし、賃貸の場合は身軽です。

さらに店舗も持たずに出張の形でやっていればどこでもできます。

 

 

ノウハウさえあればどこでもやっていけます。

 

新築の家を建てたいと思うのは、多くの人は他人に影響されています。

 

みんなが同じことをやっているから、自分も同じことをしよう。

ある意味、洗脳に近いのです。

 

地震保険に入ったとしても、

都心部で一斉に地震が起き建物がすべて崩壊した場合、地震保険はきちんと払われる可能性はほとんどありません。

 

 

その前に保険会社がお金を払えず、倒産してしまうのです。

 

 

様々なことを考えると、とにかく

 

借金をすること。
自分の行動が制限されること。

 

は、避けた方が無難です。

 

今の収入に見合う、生活水準にし、

仕事もフレキシブルな状態にしておくことがこの時代を生き残る知恵です。