こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。
今回は、「 往療料を取れない患者に自費で交通費もらうリスクとは? 」ついてお話しします。
訪問鍼灸マッサージの同意書を医師に書いてもらう際に、
往療料を許可してくれないケースがあると思います。
そのような場合、あなたならどうしますか?
実費をいただきますか?
実費をいただいてもいいですが、毎回500円や1000円位の交通費をいただいてたら、
高齢者は、金銭的な理由で訪問鍼灸マッサージを継続できなくなります。
100円位の交通費ならまだ良いですが。
ただ、正直なところ、私は往療料が取れない場合は、
交通費をいただきません。
なぜならば、先程言ったように交通費をいただいて単価が上がると結局は長期的には続かないからです。
高齢者は、大体年金暮らしで、毎月限られた予算内で生活をしています。
この訪問鍼灸マッサージで払える金額は3000円〜4000円ぐらいがいいとこだと思います。
自費の交通費を加算して、5000円以上毎月払うとなると厳しいと思います。
ですので、高齢者の毎月払える許容範囲で訪問鍼灸マッサージをやった方が長期的に続くのです。
そして、往療料が取れないのであれば、最初は施術料だけで保険請求し、
ゆくゆくはその方が本当に歩行が困難だった場合に初めて、
医師に事情を説明し、お願いすればいいと思います。
訪問鍼灸マッサージで利益を上げるポイントは、患者さんに長期的に続けていただくことです。
今は、元気に歩ける高齢者でも、ゆくゆくは歩行困難になる可能性がありますから、その時まで我慢です。
そして、その往療料の取れない患者さんは、
普段自分が行っている往療料の取れる患者さんの近くのルート上に置くのです。
そうすれば距離的なロスが生じないので効率的です。