こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。
今回は、「忘年会、新年会、社員旅行はただの無駄使い!スタッフのモチベーションなんて上がりません!」ついてお話しします。
治療院経営者でスタッフがたくさんいる所は、大体が飲み会をすると思います。
新しくスタッフが入ったら歓迎会、スタッフが辞めたらお別れ会、忘年会や新年会、
場合によっては社員旅行、定期的に飲みニケーション、
またはガス抜きに相談を兼ねて個別でスタッフとサシで飲んだり….
でも、これらって正直必要でしょうか?
新しく入ったスタッフも、数ヶ月経ってすぐに辞めてしまったら、何のための歓迎会なのかわかりません。
お別れ会もそうです。伝統的な流れでとりあえずやらざるを得ないケースや、
あるスタッフにはお別れ会をするけども、あるスタッフにはお別れ会をしないこともあります。
貢献度によると思いますが、自分が辞めた時にお別れ会をしてくれなかったら悲しいですよね。
新年会忘年会もそうです。
ある調査で男女のサラリーマンに聞くと、新年会や忘年会は要らないと言っている人が、
60%という統計があったのです。
ほぼ2人に1人は要らない思っているのです。
実際に大企業では、飲み会に会社は関与しない。全部自腹で払う制度を導入している会社もあります。
経費削減目的もありますが、やりたい人がやればいいと個人を尊重しているからでしょう。
なんとなくやっている行事は経費の無駄遣いでもあり、さらに時間の無駄遣いです。
特に経営者の時間は非常に貴重です。
会社の売上げを上げるための貴重な時間を、レバレッジの効く所に力を注ぐべきですが、
無駄な飲みニケーションやスタッフの悩み相談などをやってる時間に奪われたら、
やるべきこともできなるのです。
ぶっちゃけ私も思うのですが、
会社の飲み会より、本当に仲の良い友達の飲み会や価値観の合う人との飲み会の方が
断然楽しいと思います。
基本、会社の飲み会は疲れます。
合わない人と話を合わせたり、上司や院長に愛想笑いをするのは苦痛です。
まぁ、ただで飲み食いできる事はいいと思いますが時間が奪われるわけです。
そして、スタッフも結局はモチベーションなんて上がりません。
ただで飲み食いできてラッキー!ぐらいしか思わない現状です。
満足しているのは院長や経営者だけで、これだけやったんだから、
俺の株が上がったな!そして明日から売上げも上がるぞ!と思い込んでいます。
しかし、実際のところどうでしょう。
数字で検証しないとこの、
飲み会=モチベーションも上がった=売上アップ。
に繋がるか分かりません。
社員旅行もそうです。
社員旅行なんて本当に無駄です。
好きで社員旅行に行きたがる人がどれだけいるでしょうか?
どうせ会社持ちだし、タダだからとりあえず行くか…っていうノリです。
それより、社員旅行のお金をボーナスとして貢献度に応じてスタッフに渡す方が、
もらったほうがうれしいでしょう。
昔と比べて、現代は割と自分の時間を大切にしている風潮です。
こういった無駄な飲み会や社員旅行のお金を内部留保として会社にとっておけば、
断然安定した経営ができるでしょう。
多くの経営者は利益が出たからといって法人税を払う位なら、
社員旅行で全部パーっと使ってしまおう!
と思いますが、
こういうことの無駄遣いを抑えることで会社が生き残っていくことにつながるのです。
明日はどうなるかわかりません。
一番考えないといけないのは、みんながやっているからとそれが常識だと思ってやってしまうことです。
本当にこれは必要なのか?何のためにあるのか?
をしっかりと見据えた上で、
やるならやる。やらないならやらない。
を最初から決めた方が後が楽です。
ドライな言い方かもしれませんが、
「みんながやっているから。」
と言う、マジックワードに本当に気をつけないと
会社という船が経費圧迫で沈没してしまうことになるのです。