こんにちは、黒羽です。
今日は、ビジネスで長く利益を残すために、とても大切な考え方をお話しします。
それは、
「売上を増やすことよりも、利益を削る原因を減らすこと」
です。
多くの人は経営というと、
「もっと売上を伸ばそう」
「もっと集客しよう」
「もっと新しい商品を作ろう」
と考えます。
もちろん、それも大切です。
しかし、実際に長く成功している経営者を見ていると、共通していることがあります。
それは、
利益を減らす要素を徹底的に管理していることです。
私はこれを、
「ビジネス版の手数料率」
と考えています。
投資では手数料が資産を少しずつ減らしていきます。
1%や2%なら小さく感じるかもしれません。
しかし、それが10年、20年と積み重なると、資産には大きな差が生まれます。
実はビジネスも同じです。
売上は増えているのに、なぜか利益が残らない会社があります。
その原因は、多くの場合、目に見えないコストやリスクです。
例えば、人件費。
スタッフを雇えば、給与だけではありません。
社会保険、労災、有給休暇、採用費、教育費、退職時の対応、人間関係のトラブル…。
こうしたコストは、お客様が来なくても毎月発生します。
店舗を持てば、
家賃、
共益費、
駐車場代、
光熱費、
設備の維持費。
これらも固定費です。
毎月、確実に利益を削っていきます。
さらに、開業時には内装工事や設備投資など、多額の初期費用が必要になる業種もあります。
もし思うように売上が伸びなければ、その投資を回収するだけでも大変です。
商品を扱うビジネスなら、在庫もリスクになります。
売れ残れば利益はゼロどころか、損失になります。
保管費もかかります。
廃棄になる商品もあります。
つまり、在庫とは、お金が眠っている状態とも言えるのです。
また、人を相手にする仕事には事故やクレームのリスクがあります。
私自身、長年訪問マッサージや訪問鍼灸の現場に携わってきました。
だからこそ分かります。
どれだけ技術があっても、
説明不足、
スタッフ対応、
ちょっとした行き違い。
それだけで信頼を失うことがあります。
一つのトラブルで、何年も積み上げた信用が崩れてしまうこともあります。
さらに忘れてはいけないのが、法律や制度の変更です。
税金、
保険制度、
労働法、
個人情報保護法など、
制度が変われば利益の出し方も変わります。
そして、借入金。
借金自体が悪いわけではありません。
しかし、利息は毎年払い続けるコストです。
資産運用でいう「手数料」と同じように、利益を少しずつ削っていきます。
でも、私が一番大きなコストだと思っているものがあります。
それは、
自分自身の時間です。
朝から晩まで働き、
休日も仕事。
利益は出ている。
でも自由な時間はない。
もし時給換算してみたら、アルバイトと変わらない…。
これでは、本当に成功と言えるでしょうか。
私はそうは思いません。
私が目指しているのは、
売上の最大化ではなく、自由の最大化です。
社員を何十人も抱え、
毎日トラブル対応をして、
採用や退職に悩み、
資金繰りに追われる。
年商は大きくても、自由がない働き方には魅力を感じません。
それよりも、
一人でも利益率が高く、
リスクが少なく、
時間にも縛られず、
好きな場所で働ける仕組みを作る。
私は、こちらのほうが人生全体の満足度は高いと思っています。
実業家の堀江貴文さんも、儲かりやすい商売には共通点があると話しています。
・利益率が高い
・在庫を持たない
・毎月積み上がる収入がある
・大きな初期投資が不要
この4つです。
だから私は、電子書籍やPDF教材、オンライン講座、動画教材などのコンテンツビジネスに魅力を感じています。
もちろん、作れば売れるほど甘くはありません。
価値あるコンテンツを作る努力も必要ですし、集客力も必要です。
しかし、一度仕組みができれば、
在庫はありません。
店舗も必要ありません。
24時間販売することもできます。
全国、さらには海外にも届けることができます。
利益率も高く、時間にも縛られにくい。
「一人で自由に稼ぐ」という考え方とは、とても相性が良いビジネスです。
最後に、ぜひ一度、ご自身のビジネスを点検してみてください。
・人件費は適正か
・固定費は高すぎないか
・在庫を抱えすぎていないか
・借入金の返済負担は重くないか
・事故や法律のリスクは把握できているか
・自分しかできない仕事ばかりになっていないか
・毎月積み上がる収入はあるか
・利益率は十分高いか
・時間を切り売りする働き方になっていないか
・デジタル化や自動化できる部分はないか
売上は会社を大きくします。
しかし、
利益は人生を豊かにします。
そして利益を守るためには、
利益を削るコストやリスクを見える化することが欠かせません。
今日の話を一言でまとめるなら、
「売上を追う前に、利益を守る仕組みを作ろう。」
この視点を持つだけで、お金の残り方も、時間の使い方も、そして自由な人生も大きく変わってきます。
ぜひ一度、ご自身のビジネスの「見えないコスト」をチェックしてみてください。