こんにちは。黒羽です。
今日は、多くの人が一度は悩んだことがあるテーマについてお話ししたいと思います。
それは、
「何でも否定してくる人」
です。
あなたの周りにも、こんな人はいませんか?
何か新しいことを始めようとすると、
「でも、それは難しいよ。」
旅行に行くと言えば、
「お金がもったいないんじゃない?」
仕事で成果が出たと話せば、
「たまたまでしょ。」
こちらは普通に会話をしているだけなのに、なぜか最後は否定で終わってしまう。
最初のうちは気にしなくても、何度も続くと、
「私の考え方がおかしいのかな。」
「何を話しても否定される。」
そんな気持ちになってしまいます。
しかし、多くの場合、その原因はあなたではありません。
今日は、否定ばかりする人の心理と、上手な付き合い方についてお話しします。
① 自分に自信がない
意外に思うかもしれませんが、人を否定する人ほど、自分に自信がないことがあります。
自分の価値を感じられないため、
「相手を下げれば、自分のほうが上に立てる。」
そんな無意識の心理が働いてしまうのです。
例えば、
「その服いいね。」
ではなく、
「その色は似合わないね。」
と言うことで、自分のほうが見る目があるように感じたいのです。
もちろん本人は自覚していないことも多いでしょう。
しかし、人を否定することでしか、自分の存在価値を感じられなくなっている人もいます。
② 人の幸せを見るのが苦しい
誰でも、人をうらやましいと思うことはあります。
しかし、それを素直に認められない人は、
「いいな。」
ではなく、
「でも、大変だよ。」
と言ってしまいます。
結婚した人には、
「自由がなくなるね。」
家を建てた人には、
「ローンが大変だよ。」
昇進した人には、
「責任が増えるだけ。」
本当は祝福したいわけではありません。
自分の心の苦しさを隠したいだけなのです。
だから、人の喜びを見ると、無意識に水を差してしまいます。
③ 「正しさ」にこだわり過ぎている
世の中には、
「普通はこうする。」
「常識ではこうだ。」
という言葉をよく使う人がいます。
もちろん、常識は大切です。
しかし、その「普通」が自分だけの基準になってしまうと、人のやることが何でも気になってしまいます。
休日に家でゆっくり過ごした人に、
「時間の無駄じゃない?」
と言ったり、
趣味にお金を使う人に、
「そんなもの買って意味あるの?」
と言ったりします。
本人はアドバイスのつもりかもしれません。
でも、受け取る側は否定されたように感じます。
④ ストレスのはけ口になっている
仕事や家庭で強いストレスを抱えている人は、そのイライラをどこかで発散したくなります。
その結果、
店員さんに文句を言う。
家族に厳しく当たる。
部下の小さなミスばかり責める。
このような行動につながることがあります。
文句を言うと、一瞬だけ気持ちがスッキリします。
すると脳は、
「文句を言えば楽になる。」
と覚えてしまいます。
これが習慣になると、何に対しても否定から入るようになってしまうのです。
では、どう付き合えばいいのでしょうか?
相手を変えようとする人ほど、疲れてしまいます。
大切なのは、自分の心を守ることです。
① 全部を真に受けない
否定されたからといって、それが事実とは限りません。
その人の価値観で話しているだけかもしれません。
「この人はこういう考え方なんだ。」
そう受け止めるだけでも、心は少し楽になります。
② 勝とうとしない
否定する人は、反論されるとさらに否定を重ねることがあります。
そのため、
「そういう考え方もありますね。」
「なるほど。」
程度で終わらせたほうが、自分のエネルギーを守れます。
勝ち負けではありません。
自分の心を守ることが目的です。
③ 話す内容を選ぶ
何でも否定してくる人には、
大切な夢
嬉しかった出来事
頑張っていること
を無理に話さなくてもいいのです。
応援してくれる人に話したほうが、お互いに気持ちよく過ごせます。
④ 距離を調整する
もし会うたびに傷つくのであれば、
会う回数を減らす。
電話を短くする。
SNSをミュートする。
こうした工夫も立派な対処法です。
距離を取ることは、相手を嫌いになることではありません。
自分の心を守るための技術です。
最後に
人は、自分に余裕があるときは、人を認めることができます。
逆に、心が苦しいときほど、人を否定したくなるものです。
だからといって、あなたがその言葉を全部受け止める必要はありません。
誰かの否定が、あなたの価値を決めることはありません。
もし今日、誰かに否定されて落ち込んでいるなら、思い出してください。
相手の言葉は、その人の心の状態を映していることがあります。
あなたは、相手の心の問題まで背負う必要はありません。
どうか、自分を責めるよりも、自分の心を大切にしてください。
それが、否定ばかりする人と上手に付き合うための、一番の近道なのです。