こんにちは。黒羽です。

昔、整骨院でアルバイトをしていた頃、
強烈に印象に残っている院がありました。

とにかく電気治療をフル活用する院です。

遠赤外線
干渉波
低周波
マイクロ
ウォーターベッド
ローラー
腰の牽引
首の牽引

ありとあらゆる機械を使って、

とにかくマッサージまでの時間稼ぎ

をしていました。

患者さん1人あたり、

電気だけで1時間以上。

そして最後に、

マッサージ15分くらい。

ほぼ全身を触る。

正直、

コスパが悪すぎる

と思っていました。

なぜなら、

整骨院の保険治療は
金額がほぼ決まっているからです。

1分でも
10分でも
60分でも

請求額は大きく変わりません。

つまり、

時間をかければかけるほど
利益率は下がります。

にもかかわらず、

患者満足度を上げるため
順番待ちの時間稼ぎのため

長時間の電気治療をしていました。

まさに、

健康ランド状態

です。

しかも問題はそれだけではありません。

電気治療をやりすぎると、
患者さんは疲労感が出ます。

これは私自身も体験しました。

過度な通電は、
逆に身体をだるくします。

それでも時間稼ぎのために
延々と電気をかける。

正直、

ダサい経営

だと思いました。

そしてもう一つ感じたことがあります。

その院には、

分単価の概念

がありませんでした。

分単価とは、

1分あたりいくら生み出しているか

という考え方です。

例えば、

保険施術で1人1500円だとします。

利益を出すためには、

仮に1分200円の生産性が必要なら、

1500円 ÷ 200円 = 約7.5分

つまり、

理想は10分以内

になります。

もちろん現実には難しいです。

だからこそ重要になるのが、

自費を組み合わせて単価を上げること

です。

整骨院経営で繁栄するかどうかは、

ここが大きな分かれ目です。

保険だけで回す院は、

時間だけかかる
利益は薄い
スタッフは疲れる

結果として、

離職が増えます。

昔はこういう
“健康ランド型整骨院”は多かったです。

今もゼロではないと思います。

でも、

分単価を考えない経営は、

ただの

もみもみ系院

になってしまいます。

そして最終的に、

院長も
スタッフも

疲弊します。

経営で一番大事なのは、

忙しさではありません。

効率と単価

です。

分単価を意識するだけで、
経営は大きく変わります。