こんにちは。黒羽です。

「患者さんのためなら、自分を犠牲にしてでも尽くすべきだ」

こういう考え方を、
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

確かに一見すると立派です。

使命感があり、
献身的で、
素晴らしい姿勢のように見えます。

でも私は、
ここに大きな落とし穴があると思っています。

例えば、ある治療家のケースです。

朝から夜まで予約を詰め込み、
昼休憩もほとんど取らず、
患者さんの要望があれば時間外でも対応する。

休日も勉強会やセミナーに参加し、
地域活動やボランティアにも顔を出す。

患者さんのために
自分の時間を削り続ける。

最初はやりがいがあります。

感謝もされます。

でも数年後、

疲労が蓄積し、
体調を崩し、
気力も落ち、

仕事そのものが辛くなってしまう。

こういうケースは珍しくありません。

なぜこうなるのか。

理由はシンプルです。

自分のエネルギーが空っぽだからです。

人は、

満たされていない状態では
良いパフォーマンスを維持できません。

これは治療の世界でも同じです。

睡眠不足
疲労
ストレス
余裕のなさ

こういう状態で、

本当に良い施術ができるでしょうか。

本当に良い対応ができるでしょうか。

私は、

自分が満たされているから他者を満たせる

と思っています。

逆なんです。

自己犠牲が先ではなく、

自己充電が先

なんです。

もちろん、

最初の時期は努力が必要です。

仕事を覚える段階では
大変なのは当たり前です。

でも、

ある程度経験を積んだら、

働く時間
売上
忙しさ

だけを追いかけるのではなく、

余裕を作る働き方

にシフトしていく方が
長く続きます。

特に年齢を重ねると、

体力
回復力
集中力

は確実に落ちていきます。

若い頃と同じ働き方を続けると、

どこかで限界が来ます。

だからこそ、

全体のバランスが重要です。

仕事だけではなく、

自分の時間
趣味の時間
家族の時間
休息

これらを意識的に作ることが、

結果的に仕事の質を上げます。

私自身も、


サウナ
格闘技
キャンプ
スノーボード
ロードバイク

こういった時間を大切にしています。

健康維持でもあり、
気分転換でもあり、
人生の楽しみでもあります。

そして結果的に、

仕事にも良い影響が出ます。

売上ばかり。

忙しさばかり。

勉強ばかり。

これを続けて、

自分を見つめる時間がない

状態は、

長期的に見て
後悔につながる可能性があります。

人生は長いです。

短距離走ではなく、
マラソンです。

だからこそ、

自分を犠牲にし続ける働き方ではなく、

細く長く続ける働き方

を選ぶ方が、

結果的に成功に近づきます。

自分を大切にすることは、

わがままではありません。

仕事を続けるための
戦略です。