こんにちは、黒羽です。

訪問鍼灸マッサージをやっていると、
「別に大きなトラブルがあるわけじゃない」
「売上もそこそこ安定している」
それなのに、なぜかジワジワ疲れていく。

こんな感覚、ありませんか?

体が限界というほどではない。
患者さんとも大きな揉め事はない。
クレームも少ない。

でも、
・1日が終わるとどっと気が重い
・休みの日も頭のどこかで仕事のことを考えている
・昔より「やりがい」を感じにくくなった

これ、実は訪問鍼灸マッサージではかなり多い状態です。

今日は、その正体について少し話します。


多くの先生が思っている原因は、
「件数が多いから」
「移動が多いから」
「年齢のせいかな」

でも、実際に話を聞いてみると、
本当の消耗ポイントはそこじゃないことが多いです。

一番大きいのは、
“常に気を使い続けていること”

・時間に遅れないように神経を張る
・患者さんの機嫌を気にする
・家族の視線を感じる
・ケアマネにどう思われているか考える
・「これ言って大丈夫かな」と言葉を選ぶ

これを、1日10人前後、
週5〜6日、
何年も続けている。

そりゃ、疲れます。

しかもこの疲れ、
筋肉疲労みたいに分かりやすくありません。

だから厄介なんです。


さらに訪問鍼灸マッサージは、
「成果が分かりにくい仕事」でもあります。

維持、悪化防止、現状キープ。
これは医療的には立派な成果です。

でも、

「良くなった!」
「歩けるようになった!」

みたいな派手な変化は少ない。

その結果、
自分でも無意識にこう思い始めます。

「これ、本当に意味あるのかな」
「誰かに評価されてるのかな」

ここが、メンタルを削るポイントです。


じゃあ、どうすればいいのか。

いきなり
「件数を減らしましょう」
「休みを増やしましょう」
という話ではありません。

まず大事なのは、
“消耗の原因を仕事量のせいにしないこと”

実は、
・患者さんとの距離感
・ケアマネとの関わり方
・説明の仕方
・期待値のコントロール

ここを少し変えるだけで、
同じ件数でも疲れ方がまったく変わります。

これは、
技術でも根性でもありません。

“考え方とやり方”の問題です。


訪問鍼灸マッサージは、
やり方次第で、

・人間関係に振り回されない
・無理に好かれようとしない
・淡々と、でも信頼される

そんな働き方ができます。

逆に言えば、
そこを知らないまま続けると、
「気づいたらしんどい仕事」になりやすい。