こんにちは、黒羽です。
先日ニュースで話題になったのをご存じでしょうか?
三重県のある自治体で、生活保護を申請する人に対し「財布の中のお金を1円単位で箱に出させて確認する」という対応が、長年行われていたというものです。
「屈辱的だ」と大きく報じられましたが、僕はこれを見て 整骨院の個別指導や監査と同じだ と感じました。
■ 個別指導・監査で何が起きるか
整骨院が監査になった場合、請求してきた分を全部はじき出すのは整骨院側です。
領収書、日報、施術録、カルテ…全て揃えて「正しく請求したのか?」を1円単位でチェックされます。
もし返還金が「少なすぎる」と判断されれば、さらに「これも確認してください」と追加で突っ込まれることもある。
つまり、徹底的に裏を取られるのです。
■ 財布チェックと同じ構造
生活保護の「財布の中身を出させる」というのは、ある意味「疑ってかかる」姿勢です。
整骨院の監査も同じ。
「本当に適正請求しているのか?」という疑いの目で、1件1件確認されます。
もちろん、真面目にやっていれば問題ないはずです。
でも、記録が不十分だったり、説明が曖昧だったりすれば、それだけで「不正請求」とみなされ返還を求められる可能性があるのです。
■ 対策はただ一つ
重要なのは 日々の記録と証拠を整えておくこと。
・施術録の記入
・患者さんの同意や説明の記録
・請求根拠の保存
これを怠ると、いざという時に「財布の中を全部出してください」と言われて困るのと同じ状況に陥ります。
■ まとめ
生活保護の財布チェックと整骨院の監査は「疑われた上での確認作業」という点で同じ
個別指導では整骨院側が1円単位で証拠を出す義務がある
日々の記録と証拠を整えることが最大の防御
👉 ニュースを他人事とせず、自分の現場に置き換えてみてください。
「財布の中身を出せ」と言われても堂々と差し出せるように、普段から準備しておくことが大切です。