こんにちは、黒羽です。

先日こんなご相談をいただきました。

「ケアマネさんから紹介された患者さん宅に伺ったところ、駐車場がなく、近隣の有料駐車場に車を置くことになりました。この代金は誰が負担すべきでしょうか?」

これ、実は現場でよくある“あるある”なんです。


■ 駐車場代はどうするのが一般的?

結論からいうと、多くの場合は 治療院(施術者)側が負担 しています。
なぜなら「訪問サービスに必要なコスト」と考えられるからです。

ただし、毎回駐車場代がかかるようなケースでは負担が大きくなります。
特に1回数百円でも積み重なると大きな出費になりますよね。


■ 良い解決方法は?

  1. 初回説明時に交通費に含める
    「駐車場代など実費がかかる場合は交通費として別途頂戴いたします」と案内しておく。
    → トラブル防止になります。

  2. ケアマネさんに事前相談
    「駐車場がない場合はどうされているか?」と確認すると、地域ルールや先行事例を教えてくれることもあります。

  3. 月単位で定額を頂く方法
    毎回の駐車場代を請求すると事務処理も大変なので、月○円の“交通費・実費”として定額にする先生もいます。

  4. 施設や家族に協力をお願いする
    「近隣で停められる場所があれば教えていただけますか?」と聞くと、意外に知っていることも。


■ ポイントは「最初にルールを伝えること」

結局、問題が起きるのは「後から請求」する時です。
初回説明でしっかり伝えておけば、患者さんや家族も納得してくださいます。


■ まとめ

  • 基本は施術者側の負担だが、負担が大きければ実費請求も可能

  • ケアマネ・家族に事前相談をして地域ルールを把握する

  • 初回説明で「交通費や実費の扱い」を明確に伝える


👉 駐車場代の扱いは小さなことのようで、長期的には大きな差になります。
最初にルールを作っておくことが、安定した訪問活動につながりますよ。