こんにちは、黒羽です。
治療院を経営していると、こういう先生によく出会います。
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「技術には自信があるんです。でも、なぜか患者さんが増えないんです…」
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その方の施術を実際に受けると、本当に素晴らしい。手の感覚も繊細で、患者さんの身体の変化もちゃんと出ている。
でも、現実は経営が赤字続きで、生活はギリギリ。
休日は毎週のように技術セミナーや勉強会に参加しているのに、肝心の売上は伸びていかない。
この話、もしかしたらあなたにも覚えがあるかもしれません。
なぜこんなことが起こるのか?
それは多くの治療家が「技術さえあれば人は来る」と信じ込んでいるからです。
僕も昔はそうでした。
開業当初、売上がなかなか伸びず、焦った僕は「もっと技術を高めれば患者さんは自然に集まるはずだ」と信じて、週末ごとにセミナーへ。
でも、半年経っても状況はほとんど変わらず、銀行口座の残高は減る一方。
そのとき気づいたんです。
「技術は大切。でも、経営力がなければ患者さんに届く機会すら作れない」
どんなに良い施術でも、それを必要としている人の目や耳に届かなければ存在しないのと同じです。
治療院はビジネスです。
ビジネスである以上、売上を立て、利益を出し、生活を安定させる仕組みを作らないと続けられません。
生活が不安定になれば、家族も心配しますし、精神的にも余裕がなくなります。
その状態で患者さんに全力を尽くすのは難しいですよね。
もちろん、技術を学ぶことは大切です。
ただ、それは“一定レベルまで”です。
そこから先は集客・リピート・単価設定・ブランディングといった「経営の武器」を身につけなければ、ただの自己満足で終わってしまいます。
僕が見てきた成功している治療家さんは、例外なくこの「技術×経営」の両輪を回しています。
経営の仕組みを作れば、技術はもっと多くの患者さんに届き、感謝され、安定した収入にもつながります。
もし今、あなたが「頑張っているのに報われない」と感じているなら、これ以上技術だけに時間を費やすのではなく、経営の形を学び、売上が安定する仕組みを作ることをおすすめします。
あなたの技術は、もっと多くの人を救えるはずです。
そのためには、まず“届ける力”を手に入れましょう。