こんにちは、黒羽です。

これから訪問鍼灸や訪問マッサージを個人事業主として開業する方から、
よくこんな質問をいただきます。

「レセプトって、どんなソフトや方法を使えばいいんですか?」
「やっぱり専用のシステムを導入したほうがいいですか?」
「紙で出すのとデジタル、どっちがいいんでしょう?」

レセプトは、医療保険を使った施術を行う場合、避けて通れない大事な事務作業です。
そしてここを間違えると、「支払い遅れ」「返戻」「不支給」という悲劇が起こります。

今日は、個人で訪問施術をする場合のレセプト選びのポイントを、僕なりの視点でお話しします。


■ 選択肢は大きく3つ

① 紙レセプト(手書き・Excel)

昔ながらの方法で、必要項目が揃っていれば保険者は受理してくれます

  • メリット:コストがほぼゼロ、導入が簡単

  • デメリット:記入ミスが多くなりやすい、集計や再発行が面倒

個人で件数が少ない場合(10件未満)や、立ち上げ初期にはこれでも十分です。
Excelでテンプレートを作っておくと効率的。


② レセプト専用ソフト(インストール型)

パソコンにインストールして使うタイプで、訪問マッサージ向けのフォーマットが最初から入っているものもあります。

  • メリット:入力ミスが減りやすい、保存・再発行が簡単

  • デメリット:初期費用(3〜10万円)+更新費用がかかる

件数が増えてきたら、ミスを減らすためにも導入を検討する価値ありです。


③ クラウド型レセプトサービス

最近主流になってきているのがこれ。
インターネット環境があればどこからでも使えて、保険者への請求代行までセットになっている場合もあります。

  • メリット:PC・タブレット・スマホで入力できる、アップデートが自動

  • デメリット:月額利用料(5,000〜15,000円)がかかる

「事務は極力外注したい」「どこでも作業したい」人には最適です。


■ 黒羽流・選び方の目安

  • 開業初期(患者数10件未満) → Excelテンプレ+紙提出でOK

  • 患者数が10〜30件 → 専用ソフト導入でミス防止&効率化

  • 患者数30件以上 or 事務時間を減らしたい → クラウド型+請求代行

いきなり高額なシステムを導入する必要はありません。
最初は低コストで回し、件数が増えてからステップアップするのが安全です。


■ 黒羽からのひと言

レセプトは、ただの事務作業ではありません。
お金を確実に回収するための“生命線”です。

僕の周りにも、「レセプトの不備で3か月分の入金が遅れた」という人が何人もいます。
せっかく頑張って施術しても、請求が通らなければゼロ円です。

だからこそ、

  • 自分の件数

  • 事務にかけられる時間

  • コスト
    この3つを基準に、最適な方法を選んでください。