こんにちは、黒羽です。

せっかくケアマネジャーさんにご挨拶できたのに、なかなか紹介につながらない。
こんな経験、ありませんか?

実はそれ、「信頼されていない」からではないんです。
単に、あなたの“人となり”が伝わっていないだけなんです。

ケアマネさんにとって、家族や知人以外の人はほとんどが“白紙の存在”です。
よく知らない、だから紹介できない。それだけの話です。

もちろん、最初から意気投合する場合もありますが、
多くの場合、関係づくりには時間がかかります。

はじめてお会いする方と信頼関係をつくるとき、
お互いの趣味や出身地、ちょっとした世間話から始まって、
少しずつ距離を縮めていくのが自然な流れです。

でも、訪問先で毎回そんな時間を取れるわけじゃありませんよね。

だからこそ活用したいのが――

「はじめましてレター」なんです。

これは、あなた自身のことを“そっと”伝える、言わば自己紹介の代わりになる一枚。
ただのプロフィールではありません。
信頼される第一歩として、あなたの人柄がにじみ出るような設計がポイントです。

では、どんなことを書けば“伝わる一枚”になるのか?
3つのコツをご紹介します。


【1】スペック+想い=伝わる開示

生年月日、出身地、資格、趣味、家族構成……
こうしたスペック情報だけでは、よくある履歴書のようになってしまいます。

大事なのは「なぜ訪問施術をしているのか」「患者さんにどんな想いで向き合っているのか」。
あなたの“想い”こそが、相手の心を動かします。


【2】笑顔は紙でも伝染する

写真や似顔絵は、とにかく笑顔を。
不思議なことに、人間は紙面上の笑顔にも影響されます。

イライラしている人の顔を見ると、こちらも気分が下がるように、
笑顔の写真を見れば、それだけで「感じのいい人だな」と思ってもらえるんです。


【3】治療家としての信頼性を言葉にする

免許、実績、治療歴、利用者の声、対応地域や得意分野など、
「どんな施術者か?」が一目で伝わるようにしておきましょう。

ケアマネさんも忙しいので、一瞬で情報が入ることが重要です。
ダラダラ書くよりも、項目ごとに整理した構成にしておくと効果的です。


この「はじめましてレター」は、ただの紙ではありません。
あなたの代わりに、あなたの想いや信頼感を伝えてくれる“分身”です。

そしてこの一枚が、いつか“紹介”という形で返ってくる未来につながるのです。

ぜひ、あなただけの「はじめましてレター」、作ってみてくださいね。