こんにちは、黒羽です。
送別会と聞くと、なんとなく「やるのが礼儀」「やらないと冷たい」みたいな空気ってありますよね。
でも実際は…
・何年も頑張って働いてくれたスタッフのために感謝を込めて開く送別会
というケースもあれば、
・たった2、3ヶ月で辞めるスタッフの送別会もやるべきなのか?
・費用は誰が出す?会社?それとも割り勘?
・送別会やってもらった人/もらえなかった人で空気が微妙に…
みたいな、やる側・やられる側の心理的なモヤモヤがついて回るのが実情じゃないでしょうか。
正直な話、僕は思うんです。
送別会とか親睦会とか、やりたい人がやればいい。
もう、それでいい時代だと思うんです。
なぜなら今は、「多様性」が大事にされる時代だから。
みんなが「同じ空気」「同じ価値観」に合わせなきゃいけない時代は終わりました。
僕が昔、整骨院の社員旅行に参加した時も思いました。
「みんなで温泉行くの、そんなに楽しい?」って。
正直、気を使うだけで心からリラックスできたことはなかったです。
でも、友達と行く旅行ならどうでしょう?
そりゃ楽しいに決まってますよね。
つまり何が言いたいかというと――
「職場」という組織の中に、プライベートを押し込むようなイベントは、もう時代に合ってない。
ということです。
もちろん、長年頑張ってくれたスタッフに「ありがとう」の気持ちを伝えること自体は素晴らしいことです。
でもそれを強制したり、決まりにしたり、空気でやるのは違う。
送別会だって、
・やりたいスタッフ同士でお昼ごはんに行くとか
・本人の希望を聞いて簡単にお礼を伝えるだけでも十分とか
そんなライトな関係性の中で、自然と生まれる感謝の形が一番いいんじゃないかと思います。
そして、会社としては
「費用を負担してまで強引にやる必要はない」
そう割り切ることも、会社経営としてとても大事です。
だって、今ってお金だけじゃなく、時間も貴重な資源なんですから。
「飲み会=親睦を深める」っていう考え方も、そろそろ手放したほうがいい時期かもしれません。
仕事の中で会話して、ちゃんと意見交換して、協力していけば、それで十分「仲間」になれるんです。
まとめると…
・送別会は義務じゃなく「気持ち」でやるもの
・やりたい人がやる、無理に巻き込まない
・費用や運営も、会社が全部やる時代ではない
・親睦=飲み会じゃない。会話や共通体験で充分
・多様性を大切にしたチームづくりを
という考え方が、これからの職場には必要なんじゃないかと、僕は思います。
あなたの職場でも、ぜひ話題にしてみてください。
今のスタッフがどんな風に感じているのか、意外と「実はやりたくなかったんです…」なんて本音が聞こえてくるかもしれませんよ。