こんにちは、黒羽です。

最近よく聞くんですよね。

「電気代が高いから、エアコン我慢してます」

「夜は窓開けて寝てるから大丈夫です」

って声。

でも、それ…本当に“節約”できてると思いますか?


今回は、エアコンを使うかどうかでどれくらいの差が出るのかを、数字・健康・生活の質という面からしっかり比較してみました。

■「エアコン+サーキュレーター」は高い?いいえ、むしろ安いです。

たとえば、エアコン(28度・自動運転)+サーキュレーターを24時間つけっぱなしにしたとします。
3カ月使っても電気代は約19,000~20,000円ほど。

これで、室温は安定。汗もだらだら流れない。
睡眠の質も守れるし、日中も集中力キープできます。
仕事も家事もサクサク進む。

つまり、“無駄な時間”も“無駄なストレス”もない。

これ、たった2万円で買えるって、コスパよくないですか?

■逆に、エアコンを使わなかった場合のリスクは?

「扇風機だけで我慢」「窓を開けて通気を確保」…

確かに、電気代は月に数百円しかかからないかもしれません。
でもその代わりに、隠れコストがドーンと増えます

・集中力の低下
・仕事や家事のパフォーマンス低下
・だるさ、頭痛、寝不足、倦怠感
・汗だくで毎日洗濯&掃除の負担倍増
・最悪、熱中症で病院送り → 通院&治療費&休業

もしも通院したら1,000~6,000円。
入院になれば10万円オーバー+休業損失
しかも、その期間は働けない、家事もできない、動けない。

これって本当に節約でしょうか?

■“暑さ”が奪っていくのは、お金だけじゃありません。

集中できない。頭がぼーっとする。
小さなミスが増える。やる気が出ない。
ご飯を作る気もしない。夜も寝苦しくてイライラ…。

これが、エアコンをケチった先にある「日常の崩壊」です。

しかも、暑さによる生産性の低下はデータでも明らかで、
「気温が1℃上がると、作業効率が2.6%下がる」とのこと。

つまり、30度の部屋で頑張るあなたは、すでに10%以上損しているかもしれません。

■「節約」と「合理性」は別ものです。

電気代2万円は高く感じるかもしれませんが、
その投資で快適・健康・集中力・家族との時間・生活の質が買えるなら、むしろ安いと思いませんか?

「電気代を節約して、病院代を払う」
「我慢して疲れて、毎日イライラ」
「暑さで家事も仕事も雑になる」

それって本当に“得”なんでしょうか?

■大切なのは「命を守る節約」かどうか。

私は普段、訪問鍼灸やマッサージの仕事をしているので、
高齢者の方の熱中症リスクや、室温管理の重要性を本当に実感しています。

でも、それは若い人だって同じ。

実際、“若くて元気な人ほど我慢して無理をする”傾向が強く、
結果的に倒れてしまったり、体調を崩したりするんです。

だからこそ言いたい。

我慢することが美徳じゃない。
健康と快適さを守ることが、むしろ賢い選択です。

■まとめ:我慢するより、賢く使う。

・3カ月間の電気代は約2万円
・でも、それで快適・健康・集中力が手に入る
・逆に我慢すると、医療費・家事負担・パフォーマンス低下でコスト増大
・「節約のつもり」が「損」の原因になる

エアコンは、贅沢じゃない。
あなたと、あなたの生活を守るための“投資”です。

この夏は、我慢よりも、合理的に生きましょう。