こんにちは、黒羽です。

同じ国家資格を持ち、同じように鍼やマッサージの技術を磨いてきたはずなのに──
サラリーマンとして働く鍼灸マッサージ師と、完全に独立して自由に働く個人事業主とでは、
その先に広がる「世界」は、まるで違ってきます。

サラリーマン鍼灸マッサージ師は、ある意味でとても“守られた環境”にいます。

決まった時間に出勤し、与えられた患者をこなし、毎月決まった給料を受け取る。

経営のことも、集客のことも、保険請求のことも、営業も交渉も何も考えなくていい。

確かに安定していて、生活は大きく崩れないかもしれません。

でもその反面──

● 自分の時間はすべて「他人のもの」になり
● どれだけ施術を頑張っても収入は変わらず
● 経験を積んでも“組織の歯車”からは抜け出せない

という現実があります。

一方、個人事業主として訪問鍼灸マッサージで独立した場合。

毎月の収入は、明日どうなるかも正直分かりません。

紹介が減れば不安になり、保険制度が変われば大打撃も受けるかもしれません。

けれど、それでも。

起業家には“自由”があります。

● 自分でスケジュールを決めて働き、好きな日に休める
● 頑張った分だけ、きちんと収入として返ってくる
● 誰に気を使うこともなく、自分の判断で動ける

そしてなにより──

● 社会の仕組み、税金のルール
● 保険制度のリアル
● 自分を売り込む営業スキル
● 人との信頼関係を築く会話術

など、普通に働いていては身に付かない“生き抜く力”が、自然と磨かれていきます。

起業家は不安定かもしれません。

でも、不安定だからこそ、「学ぶし、成長する」んです。

サラリーマンと起業家。

どちらが正しいという話ではありません。

ただ一つ、ハッキリしているのは、

向上心・成長スピード・人生の濃さは、圧倒的に起業家が勝る

ということ。

「資格は取ったけど、今のままでいいのか?」
「もっと人生を自分でコントロールしたい」
「家族との時間も、自分の時間も大切にしたい」

そんな思いが少しでもあるなら、
“完全に独立する”という選択肢を、一度真剣に考えてみてください。

未来は、今の選択で決まります。

そして、“選べる”立場にいるのが、僕ら治療家の強みでもあるんです。