――集中力を制する者が、成果を制する
こんにちは、黒羽です。
1日のうち「いつが一番集中できるか」――
この問いにすぐ答えられる方は意外と少ないかもしれません。
実は、人間の脳は「朝起きてから2〜3時間」がもっとも冴える時間帯だとされ、
この時間は「脳のゴールデンタイム」とも呼ばれています。
この時間帯には、思考力や判断力を要する
クリエイティブな作業や戦略的な仕事に取り組むのが効率的。
逆に、昼食後はどうしても血糖値の変動などで
集中力が落ち込みやすくなります。
このため、午後は単純作業や繰り返しの業務に切り替えることで、
無理なく一日を乗り切ることができます。
【集中は“塊”で行うのがコツ】
集中力をうまくコントロールするためには、
作業時間を区切って「一塊で集中→短く休憩」を繰り返す方法が効果的です。
たとえば――
・25分作業+5分休憩(ポモドーロテクニック)
・50分作業+10分休憩(王道の集中法)
・90分集中+30分しっかり休憩(ブロック集中法)
人それぞれ合うスタイルがありますが、
どれも共通して言えるのは「集中と休憩のセットが大事」ということ。
ずっと気合でやろうとせず、
“区切って”やることで集中力はむしろ維持しやすくなります。
【脳に優しい働き方を設計する】
集中力は、意志ではなく設計で管理するもの。
「今やってる作業は、思考系か?単純系か?」
「集中すべき時間帯に、集中すべきことをしているか?」
「休憩を意識的に取っているか?」
この3つを意識するだけで、
生産性は大きく変わってきます。
頑張るのではなく、整える。
気合で乗り切るのではなく、仕組みで制する。
そんな働き方に、少しずつ切り替えていきませんか?
▷まとめ
・脳が最も冴えるのは、起床後2〜3時間
・午前中は“考える仕事”、午後は“作業する仕事”に
・集中は「時間で塊にして使う」のがポイント
・集中→休憩→集中のリズムを習慣化する
・集中力は“設計”するものであって、意志で持続させるものではない