こんにちは、黒羽です。

ある日、こんな話を聞きました。

「あの専門学校の同級生、最近訪問マッサージで月収85万円いったらしいよ」

それを聞いて、「じゃあ自分も始めてみよう!」と一念発起。
ところが、フタを開けてみたら――

1か月経っても、5,000円の収入もない…

この落差に、心が折れそうになっている人。
実は、訪問業界では“よくある現象”なんです。

でも、それには明確な理由があります。
今日は、その“4つの差”について整理してみましょう。


①スタートラインの“条件”が違う

同じ学校で、同じ資格を持っていても、
いざ開業してみると周囲の状況はまったく違うんです。

・SNSやホームページがすでにある
・家族が介護業界で働いている
・地方でライバルが少ない
・資金に余裕があり、最初から広告を出せる

たとえば、「こっちは徒歩営業、相手は車で巡回+紹介あり」だったら、
最初の3か月で結果が違うのは、当然といえば当然ですよね。


②積み重ねてきた“実戦経験”が違う

学校で習う知識と、現場で使えるスキルはまったく別物です。

・在宅患者さんに対して、どんな声かけをすべきか
・同意書は、どうやって“断られずに”もらうか
・ケアマネとの初対面、何を話せば関係がつながるか

こうした細かいテクニックや対応力は、
やってみないと絶対に身につきません。

同じ国家資格でも、「現場経験10年」の人と「初挑戦の人」では、
結果に差がついて当たり前です。


③投じている“時間の量”が違う

「努力してるのにうまくいかない…」と思っている人、
一度、自分の行動量を冷静に見直してみてください。

・1日あたりの営業時間
・1週間で配ったチラシの枚数
・これまでに訪問したケアマネの人数

もし、成功している人が月に240時間費やしていて、
自分はその10分の1=24時間だったとしたら――
その差が数字に出るのは、当然の結果なんですよね。

最初は「質」より「行動量」。
ひたすら打席に立つことが、成功の最短ルートです。


④最後は「やるか、やらないか」だけ

結局、成功する人とそうでない人の違いって、
情熱の有無なんです。

「何としてでも食えるようになる!」と思ってる人と、
「うまくいったらいいな〜」くらいの人では、
1つひとつの行動の深さが違うんですよね。

たとえば…

・同意書をもらえなかった→「今回はダメだったか」と終える人
・同意書をもらえなかった→「どうすれば次は成功するか?」と考える人

この“違いの積み重ね”が、
半年後・1年後の売上に、圧倒的な差を生んでいきます。

比べるべきは、他人じゃない。
昨日の自分です。

「うまくいかなかった理由」をメモして、次に活かす。
その積み重ねが、あなた独自の“成功マニュアル”になります。

「誰かが成功した」のは、ただの事実。
でも、「自分が成功できるかどうか」は、これからの行動で決まるんです。

焦らず、でも立ち止まらず。
コツコツやれば、必ず追いつけます。

応援しています。