こんにちは、黒羽です。
今日は、鍼灸や訪問マッサージで“集客”を安定させたい方へ、ぜひ読んでいただきたい話です。
開業したけど、思ったより患者さんが来ない。
チラシを配っても反応ゼロ。
ホームページを作ったけど誰も見ていない…。
そんな風に、集客の壁にぶつかっている先生は本当に多いです。
でも、もしあなたが「地域密着の訪問施術」をしているのであれば…
じつは、広告費をかけなくても、安定して患者さんを増やすことができます。
そのポイントは、たった3つのシンプルな行動です。
◆ 1.地域の「信頼ゲート」を突破する
訪問施術の患者さんを最も多く抱えているのは誰か?
…そう、ケアマネジャーさんです。
でも、ただ施設に行って「鍼灸できます」「マッサージやってます」と言っても、スルーされるだけ。
大切なのは、「この人なら任せられる」と思ってもらえる関係性です。
つまり、営業じゃなく【信頼の種まき】が必要なんですね。
◆ 2.患者さんではなく「相談者」を増やす
いきなり「施術しませんか?」と聞いても断られます。
でも、「ご家族のことで、こんなお悩みありませんか?」と相談から始めると、自然と話を聞いてもらえるようになります。
訪問マッサージ・鍼灸の最大の強みは、「予防」や「維持」など、医療の隙間を埋められることです。
だからこそ、今すぐ施術が必要な人ではなく、いつか困る人の相談窓口になることが、長期的に患者さんを増やすコツです。
◆ 3.紹介が起こる「仕掛け」をつくる
施術が終わった後に、「何かお困りの方いませんか?」と聞くだけでは紹介は起きません。
紹介は、“仕掛け”があるから起きるんです。
たとえば…
・「ケアマネさん向けの無料資料」を作って渡す
・患者さんに「紹介カード」を渡しておく
・施設に掲示できるミニポスターを配る
こうした“目に見える形”で伝えておくと、ある日ふと紹介が入ってきます。
ポイントは、「紹介してください」と言わずに、「誰かの役に立てる資料を用意しました」と言うこと。
そうすると、「じゃあこれ、あの人に渡しておこうかな」となって、紹介が自然に起きるようになります。
【まとめ】集客で結果を出したいなら…
・まずケアマネさんに「信頼してもらう」こと
・今すぐ患者さんではなく「相談者」として名乗ること
・紹介が起きる「仕掛け」を用意しておくこと
この3つを地道にやれば、広告に頼らなくても、患者さんは自然と集まるようになります。
集客の悩みは、派手なテクニックで解決するものではありません。
信頼、相談、仕掛け。
この3つをコツコツ積み上げていくことで、「選ばれる治療家」になっていきましょう。