こんにちは、黒羽です。

この業界には、
まだ残念ながら“グレー”や“真っ黒”な働き方をしている会社があります。

たとえば、

・週1回しか施術していないのに、週3回分を保険請求している

・金銭的に厳しいからといって、一部負担金を取らずに請求だけ通す

・1回の施術を長くして、2回分の施術をやったことにして請求する

――これらは、はっきり言って明確な不正請求です。

そして何より怖いのは、
その請求書にはあなたの名前と免許番号が使われているということ。

「会社がやってることだから、自分は関係ない」と思っていませんか?

これは大きな間違いです。

請求の責任を問われるのは、「申請書に記載された施術者本人」です。

つまり、不正に加担していることが証明されれば、最悪の場合、免許停止や剥奪もあり得るということ。

経営者が無資格者であっても関係ありません。
保険請求の「責任主体」は、施術者個人なのです。

「会社の指示で…」
「自分がやったわけじゃない…」

こういった言い訳は通用しません。

若いうちに“真っ当な道”に切り替えることが一番の資産

あなたがまだ20代、30代であれば、
不正に手を染めた経歴を引きずるのは、あまりにももったいないです。

訪問マッサージ・鍼灸の業界は、
正しく請求し、正しく患者さんに寄り添っていけば、十分に生活できる業界です。

不正請求をしなければ利益が出ないような会社は、
そもそもビジネスモデルとして終わっています。

一度バレれば、

・保険者から指導が入り
・過去数年分の返還請求が届き
・最悪、訴訟や免許停止にまで発展します

そのとき、会社はあなたを守ってくれません。

「施術者の責任です」
「私たちは知らなかった」
そう言って、すべての責任を押し付けられるのが現実です。

ホワイトでやっている人が、しっかり稼げる時代です

もしあなたが「患者さんのために、ちゃんとやりたい」と思っているなら、
今すぐ環境を見直すべきです。

● 同意書を正しく取って
● 一部負担金をきちんと受け取って
● 正規のルールで施術して
● それでも年収600〜800万円は十分目指せる世界です

実際、僕のところにもそういう治療家がたくさんいます。

逆に、不正で回っているところは、
「今がよければそれでいい」という短命な商売です。

まとめ

・会社が不正請求をしていても、責任はあなた(施術者)が問われる

・一度バレれば、返還・処分・免許停止の可能性もある

・「命令されただけ」では逃げられない

・ホワイトでも稼げるのが訪問鍼灸・マッサージの魅力

・今ならまだ間に合う。正しい道に切り替える勇気を持とう


もし、今あなたが「おかしいな」と感じているなら――
それは、もう十分に“やめる理由”になっています。

何かを変えたいと思ったときが、そのタイミングです。