こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。
今回は、「 治療院経営の適正な経費率とは? 」ついてお話しします。
治療院経営で適正な経費率を把握することは大切です。
すべて逆算して物事を決めないと、どんぶり勘定になってしまい、
経営がうまくいかない原因がわからなくなってしまうのです。
まず、適正な経費率は、
家賃15%
人件費40%
広告宣伝費10%
その他の費用10%
利益20%
が適正と言われています。
これはビジネスモデルにもよりますが、一般的にはこのような形です。
例えば、
1,000,000円売り上げる治療院ならば、
家賃が150,000円
人件費が400,000円
広告宣伝費が100,000円
その他の費用150,000円
利益200,000円
と言うことです。
1人先生であるならば人件費の400,000円は自分の給料になるでしょう。
しかし、人を雇った場合はこの人件費の分から、
支払わないといけないので、
自分のもらえる給料も低くなります。
ですから売上げを上げていく必要があるのです。
つまり1,000,000円売り上げる規模ならば、1人でやっていかないと稼ぐことができないと言うことです。
また、この理想の経費から逆算して、
どんなメニューを作り上げないといけないかを、
はじき出すことができます。
例えば、先程の1,000,000円のケースですと、
1日8時間労働として20日間営業したとします。
1,000,000円を稼ぐために、1日8時間労働で20日間で行わないといけません。
1日に換算すると50,000円を稼ぐ必要があります。
そして、稼働率が60%として、
4.8時間つまり288分の間で50,000円を稼ぎ出さなければなりません。
50,000円÷ 288分=1分単価173円です。
1,000,000円稼ごうと思ったら、1分単価173円の施術メニューを作らないといけなくなります。
例えば、
20分の施術で3460円の施術メニューを60%稼働率で20日間行えば、
1,000,000円を達成することができるわけです。
このようにすべて適切な経費率から逆算して、考えて施術メニューを作り上げる事が大切になります。
1番やってはいけないことは、逆算思考せずにどんぶり勘定で決めてしまうこと。
これは非常に危険なので注意をしてください。