こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。
今回は、「訪問鍼灸マッサージの障害者雇用!メリット、デメリットとは? 」ついてお話しします。
訪問鍼灸マッサージで施術者を雇用する際、免許は必須です。
しかし、現実問題なかなか免許者を確保することは難しいです。
特にマッサージ師は、あマ指の学校が少ないのでどうしても鍼灸師より確保することは、
さらに困難です。
しかし、全国には盲学校があります。
盲学校の卒業生は鍼灸マッサージ師の資格を持っていることが多いので、 障害者雇用という形で訪問鍼灸マッサージの戦力となります。
障害者を雇用することは簡単そうに見えて、実は難しいことが多いのが現状です。
なぜならば、目が見えないので移動する際にドライバーをつけたり、
書類記入等の代筆、パソコン作業ができる人とできない人がいたり、
個々によってサポートが必要なのです。
そのために障害者を雇用すると助成金が国から貰えます。
私も以前、障害者を雇用したことがありますが、 2年間で240万円の助成金をもらえました。
助成金が出るので正直おいしい分もあるのですが、 それ以上に教育やサポート管理をしっかりしないと、
なかなかうまく人材を活用することができません。
例えば、視覚障害者の免許者を月20万円で雇用した場合+ドライバーの給料15万円、
合計35万円経費がかかると見込めます。
しかし、晴眼者の場合では月30万円で雇用しても、運転から書類の作成、パソコン作業まで、 全て1人でやってくれます。
このように障害者雇用は、サポート管理という意味合いで+ α経費がかかります。
その分国から助成金がもらえますので、仕事として慣れていき戦力になるまで、 かかる経費をその助成金で賄うことができます。
その辺り、経営者でしっかりとマネジメントをしていくことが大切になります。
また急に仕事がなくなったときに、他の作業や業務に当たることができるのか?
そのようなことを総合的に考えて雇用する必要があります。