こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。

 

今回は、「 マッサージの学校増えなくてほっとしたのは視覚障害者ではなく実は晴眼者! 」ついてお話しします。

 

ある学校がマッサージ師の学校を新たに設立できるよう裁判を起こしました。

 

こういった裁判は、はるか昔にもありましたが、結局は視覚障害者の職域を奪うため却下されています。

 

今回は、本当にその職域を奪っているのか?

客観的に分かるデータを持ち出して裁判を起こしたのです。

しかし、結果は、またまた却下….。

 

おそらく今後も裁判をしても覆る事は、難しいと思います。

 

 

そもそも、なぜ学校側がマッサージ師の学校増やしたいのか?

 

それは、現在の専門学校のほとんどが、鍼灸師や柔道整復師の養成学校だからです。

 

しかも最近、入る生徒数が少なくなっています。

 

その背景は、

柔整の保険取り扱いの厳しさや開業するための研修制度、

実費で鍼灸をやっていく事の限界など、

 

柔整や鍼灸の資格をとっても食べていけるのか?

難しい現状があるからです。

 

しかし、訪問マッサージは人気と需要が高まり、マッサージ師の資格を取りたがる人が増えています。

でも、学科自体が鍼灸や柔整だけだとその学校の人気も下がります。

 

ですから、マッサージ師の学校の新規開設が、現在の専門学校が今後存続するためのカギなわけなのです。

 

そして、何とかしてマッサージの学校を設立したいと考えて裁判起こしたのです。

 

が、結局は無理だったという事です。

 

 

ここで新聞では、視覚障害者の人は

「ほっとした…..。」

と言っていたらしいのですが、

 

実のところ、本当にほっとしたのは、晴眼者なのです。

 

なぜならば、訪問マッサージをしている業者のほとんどは晴眼者で、

そして、もしマッサージの学校が増えてマッサージ師が増えてくると、

訪問マッサージ業者も増えてくるから、

自分のライバルが増えるんです。

 

 

自分のライバルが増えると、稼げなくなってしまうので、正直これ以上ライバルを増やしたくない!

 

と思うところが、晴眼者の本音なのです。

 

ですから、マッサージの学校が増えなくてほっとしたのは、実は晴眼者なわけです。