こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。
今回は、「 【訪問鍼灸マッサージ】認知症の方の対応方法 」ついてお話しします。
認知症患者さんの対応方法は、基本的には慣れです。
最初は暴言を吐かれたり、髪の毛をつかまれたり、足で蹴られたり、
いろいろな問題が起きびっくりします。
嫌だなと思うかもしれませんが、患者さんは自分の意思でやっているわけでは無いのです。
認知症患者さんが嫌だからそこで諦めてやめてしまっては、
頼まれた家族さんにも申し訳ないですし、ケアマネさんにも印象が悪くなります。
ですから、やはりそれも経験値の一部として認知症患者さんの施術を行う必要があるのです。
経営者兼施術者は、自分の患者さんの減れば売り上げも下がりますので一生懸命やります。
しかし、雇われたスタッフの場合、認知症患者さんに暴力を振られたり、暴言を吐かれたりすると、
嫌になって上の人に報告して、
「やりたくありません!」
と、言ってくるのです。
彼らにとっては、面倒な患者さんをやりたくないから軽々しく言うわけです。
でも、患者さんが減れば売り上げは減ります。
売り上げが減っても給料は保証されているのであれば、嫌な仕事はしたくないのです。
そもそもスタッフと経営者のマインドは違うんです。
経営的な観点から言うと、
認知症患者でも、とにかくまず施術をすること。
そして、時間を守る事です。
無理にコミニケーションを取る必要もないです。
施術時間を守り、施術の部位をしっかり行う。
まずそれが大前提です。
その中でコミニケーション取るならば、オウム返しを使ったり、
ペーシング、バックトラッキングというテクニックを使ってラポールを築くことが大切です。
詳しくは動画で解説していますが、
とにかく、認知症患者さんの対応方法を色々実践してみること。
そして、施設にいる患者さんの場合は職員さんに聞いたりして学んでいくことです。
現場の人がよく知っていますので、その患者さんの対応方法を職員さんに聞くということも大切な考えです。
「医療人のプライドがあるから、なかなか介護職員さんに聞けない!」
と言う方もいらっしゃると思いますが、プライドなんか捨ててください。
現場第一主義で現場の方に聞くのが、1番手っ取り早いです。
また、一般の患者さんにも使える方法ですが、自分のやっていることを実況中継するということも大切です。
なかなか会話が続かない方や反応がわからない方に対しては、
自分がやっていることを実況中継することで無言で終わらずに、
かつコミニケーションをとっているような錯覚を起こせますので、気まずさもなくなります。
このようにコミニケーションする上では、いろいろなテクニックが存在します。
その上で前提として、ラポール=信頼関係が大切です。
そして、いろんな患者さんを経験して認知症対応を身に付けることがポイントになります。
vi