こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。
今回は、「【訪問鍼灸マッサージ業界】事務処理スタッフと施術者を近づけさせたくない理由とは?」についてお話しします。
近年、訪問鍼灸マッサージを会社という組織でやっておられるところも結構あると思います。
経営者が、鍼灸マッサージの資格を持ってたり、もしくは経営者自身が持ってないと、
免許を持っている鍼灸師やマッサージ師を雇用して、そして事務員さんも雇ったり、
また事務処理は経営者である自分がやったりして、手広くされているケースはあると思います。
このときにやっぱり経営者サイドの本音から言うと、施術者と事務処理をやってる人を近づけさせたくないっていうのが本音なんですね。
なぜかというと、事務処理等を覚えられたり、
営業方法だったり、どうやって患者さんを集めているのかとか?どうやって請求をしているのか?
など、この訪問鍼灸マッサージ業務に関する一連の集客や事務処理の流れを
施術者が覚えてしまうと簡単に独立されるんです。
独立されるっていうことは、自分のとこの会社から離れていってしまうということで、
一番戦力がありお金を生み出してくれる資格者がなくなるわけです。
結果、自分のビジネスの売り上げが下がりますよね。
売り上げが下がるってことは、経営者の給料にも響くのです。
だからなるべく独立して欲しくないし、独立の原因となる事務処理を覚えられてしまうと困るということが本音なんです。
あるところによると、雇用契約のときに、事務処理のスタッフと飲み会を禁止する!とか、そういう会社もあるみたいです。
飲み会っていうのは、会社組織であると大体、必ずありますよね。
個人的にスタッフ同士が飲んだりもしますし、会社の飲み会って形でされることもあるんですけども、そのスタッフ同士の飲み会を禁じてるところもあるみたいですね。
いわゆる施術者と事務処理をやってる人との接触を避けるために飲み会を禁じる訳です。
これは、もう本音がバレバレなんです。
だからあえて、禁じたりするとやっぱりスタッフ同士の不満がたまって、その会社に対する信頼感も下がりますし、
モチベーションも下がりますし、いい事はありません。
むしろ経営者は、施術者はいつか独立するものだ。
と思って、人を雇用して辞めそうだなっていうときに、見計らって事前に新しいスタッフを補充するなど準備をしおいたり、
もしくは定期的にスタッフに面談を行って、開業をする意向はあるのか?
とか、いつぐらいに独立するのか?ってのも事前に聞いておいて、
それがわかれば、あらかじめスタッフを補充したりすることもできますよね。
多分そっちの方がお互いに環境的にはいいんじゃないかなと思います。
例えば、スタッフが独立することがわかったら、頑張ってください!と、励まして何かわからないことが聞いてくださいね。
ていう形で送り出して、もうその代わりに、わからないことの相談料=コンサルティング料を徴収するなりすれば、まだいいんじゃないかなと思います。
最初は、開業時にいろいろわからないことがあると思うんですね。
だから、この訪問鍼灸マッサージにおいては、スタッフがやめられることが一番経営者にとっては痛いことなんですよね。
施術者の中では、サラリーマンとして安定的な収入が得られればいいってことで、会社にずっとおられる方もおられます。
ただ、ぶっちゃけ言うと訪問鍼灸マッサージは、自分で独立した方が稼げるんですよね。
しかし、みんなが開業をためらう理由として、患者さんを集める方法だったり、同意書の取り方や事務処理が分からない事が多いですね。
じつは、結構、事務処理って覚えてしまえば簡単なんですよね。最初は分からなくてもなんとか手探り状態でできます。
インターネットが普及した今、情報の民主化によって経営者が訪問鍼灸マッサージビジネスのノウハウを隠そうとしても、
いずれ広まってしまう世の中です。
だから、施術者と事務員を遠ざけるような、せこいやり方をする会社は、いずれスタッフが大量辞職するでしょう。