こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。

 

今回は、「拡大思考は破滅しやすい!治療院業界の多すぎる選択肢とは? 」ついてお話しします。

 

人を雇ったり、治療法をたくさん取り入れたり、収入の柱を複数持って拡大戦略をとる事は、

その分選択肢が増えていきます。

 


選択肢が増えれば増えるほど迷いが生じます。

 

迷いが増えるとストレスも溜まっていきます。

 

人材教育、様々なマニュアルの作成、労務管理、治療法の研修、院内の決め事、

給料査定、スタッフ相談、忘年会新年会歓迎会、資金繰り….

 

など、人に任せることができても最終決定は社長自ら決めていかなければいけません。

 

 

迷いが時間を浪費させ、人間関係のストレスも溜まり賢明な判断ができなくなることがあります。

 

 

マルチタスクでいろいろな事業を行い、たくさん人雇って、

うまくいっている治療院もあるかもしれませんが、

 

 

そんな院は稀です。

 

 

おそらく多くの治療院はうまくいってないことが多いのです。

 

規模を拡大してうまくいくケースは、

事業を任せられる信頼できるマネージャーがいたり、

 

 

もともと資本力があったり、環境やタイミング良かったり、

いろいろなものが合致しないと多角化はうまくいかないものです。

 

 

多角化を行わないスモールビジネス治療院経営でうまくいくコツは

 

自分の得意なことだけにフォーカスして、得意でないことを切り捨てる事です。

 

 

特に人を雇うときは慎重になってください。

 

 

人を雇うときは忙しいから、手伝って欲しいから、と言う理由ではなく、

 

その人を雇うことで、利益が伸びる確定があったときに仕方なく雇うぐらいがちょうどよいのです。

 

 

なぜならば、人件費は毎月何があっても発生する固定費です。

そして家賃も同じです。

 

利益が出ているときはいいですが、ビジネスは必ず波があります。

 

売り上げががくんと下がる不測の事態も出てきます。

 

そのような時に固定費に圧迫されて潰れてしまうケースがよくあります。

 

 

特に見栄を張ってオープン時に初期費用をかけすぎることも注意が必要です。

 

 

テナントもできるだけ安いほうがいいのです。

 

自分の自宅など家賃の発生しない場所でビジネスを行うのがスモールビジネスとしては最適です。

 

固定費さえなければ1人でも何とかやっていけるからです。

 

全てにおいてそうですが、最終的に長期的に見て

 

人間関係も

ビジネスも

自分のライフスタイルも

 

シンプルにした方が実はうまくいきやすいです。