こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。

 

今回は、「 訪問鍼灸マッサージの手技はこれだけで充分なんです! 」ついてお話しします。

 

訪問鍼灸マッサージにおいてどんな手技を行えば良いのか?

迷うかもしれません。

 

マッサージ、PNF、矯正術、〇〇療法、関節運動、ストレッチ、骨盤矯正、〇〇式整体…

 

一番大切な考え方は、

患者さんが満足し、かつ療養費の支給基準に沿った事をやることです。

 

 

基本的に保険を取り扱う上では、療養費の支給基準を守った手技を行わないと、

後で問題になると厄介だからです。

 

医師にマッサージの同意をもらったら、第一に行わないといけないのが、「マッサージ」です。

 

まず、マッサージの同意書では、医師に施術の場所の同意をいただきます。

そして、

その疾病に対して「医療上のマッサージが必要を認め、マッサージ施術に同意する」

と書いてありますので、やはりマッサージを行わないといけないのです。

 

もし、マッサージ以外のことをしたことが原因で

事故が起きたとき、責任はマッサージ師にあるのですが、同意をもらった医師にも迷惑をかけることになります。

 

 

仮に施術が事故で亡くなった場合、

医師は、私は「マッサージ」には同意したが、「〇〇療法」には同意していないと言われるかもしれません。

 

また、機能回復訓練として歩行訓練や立ち上がり動作は大切ですが、

基本的にはマッサージをした後で、運動療法として行うのはありですが、

リハビリをアピールしすぎて、マッサージもせずに機能訓練ばかりして、5部位請求はいかがなものかと思います。

 

保険サービスでは、どれだけ時間をかけようと、もらえる金額は同じです。

であるならば、長時間行う施術は経営的な面からして、安定収入が望めませんし、

廃用性症候群の患者さんに対して過剰刺激により痛みが悪化することもあります。

 

 

患者さんの為を思うあまりに、長時間施術をすると言う事は、経営面、体力面ともに自分の首を絞めることになるのです。

 

その辺をしっかり割り切って行うことが、経営者にとっては大切です。

 

また施術の満足度は、患者さんが決めることです。

 

長時間施術をすることが大切だ!

完璧に治してあげることが私たちの使命だ!

 

と、強く思いすぎてしまうと、

こちらが結果が出なかった時に、精神的にも辛くなります。

 

だから、完璧に治そうとは思わずに、ある程度良くなって患者さんが満足すれば、

それで良いと思う、心構えも必要なのです。

 

 

この考えに、賛否両論あるかもしれませんが、

 

自分が何のために行うのか?

そして、どういうマインドで施術を行うのか?

 

自分の中でルールを決めて行うことが長期的にやっていくコツです。