こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。

 

今回は、「柔道整復師!家族の保険証を使って請求していませんか?」についてお話しします。

 

整骨院の個別指導の際に、結構チェックされやすいのが、

 

自分の家族が自分の整骨院に受診する請求があまりにも多いケースです。

 

やはり、不自然で定期的にしかも決まった日に受診するなど。

 

不正請求しているんじゃないか?っていうふうに見られるんですね。

そもそも家族だと保険証も借りやすいですし、

本当に家族が受診して治療をしているならばそれはいいんですけど。

 

あまりにも多すぎる回数で月に15回以上、整骨院に来てるなんて目立ちすぎます。

 

例えば、院長が整骨院を開いてて、その家族が一つ屋根の下に暮らしてるケースや、

 

ちょっと離れている親などその保険証借りて、定期的に請求するなど。

 

実際のところ家族は整骨院に来てもないし、治療なんて全くなし。

 

で、口裏合わせて来たことにしておいてくれ!という形です。

 

これは明らかに、不正請求になります。

 

やっぱりその厚生局の職員は、こういうところチェックしてるんですよね。

 

私が前に勤めてた整骨院で昔、当時請求のことも全くわからなかったのですが、

 

アルバイトとして勤めた整骨院で、そこの院長がアルバイトのスタッフが保険証を渡したら、

 

交通費を全額出してやると言う勧誘までしてました。

 

もう、これ明らかに不正ですよね。

来院も治療も受けてないしにも関わらず保険請求をされるのです。

 

借りる方も貸す方もお互い悪いんですけども、

とにかくねこのようなことは、結構普通にあったんです。

だから整骨院の業界自体が、保険を取り扱う業務なので、

 

管理柔道整復師いわゆる院長のさじ加減でどうにでもなるんです。

 

これが最近、個別指導が盛んに行われている原因です。

 

どうせみんなやっているし、ばれないからといってずっとやり続けたら最終的に身動きが取れなくなって、

 

個別指導が来てしまうことになります。

 

月に何回も何回も同じような人が来てる、

長期で来院されている患者が多い、

毎回負傷部位が同じ、

部位転がしなど。

 

このようなケースは、個別指導時で対象となる患者さんです。

 

患者さんに、調査のね紙が来たりとか、実際に現地に厚生局の職員が行って、

あなたはこういう整骨院に通院されてましたか?、

そして誰に施術をされていましたか?

とか、そういうのをやっぱり細かく聞かれます。

 

その聞かれたときの、返答に間違いないですか?みたいな感じでサインをさせられ、

裏を取っていくのです。

 

このように、家族の保険証を借りて請求したりとか、

もしくは従業員やアルバイトのスタッフとかの保険証を借りたりとかして、

もし調査員が来たら….。

 

家族ならまだしも、従業員に嘘をつかせる事に対して、果たしてその従業員はどう思うでしょうか?

 

その従業員は、自分も巻き添いくらうのが嫌だから、正直に話したりとかすると思います。

 

要するに院長との関係が悪くなったりするとタレコミというかね、裏切りは普通に起こり得ます。

 

人間てのは結局、自分の身が一番大切なのです。

そんな不正に関わりたくないのが本音です。

 

だから、保険を使えるっていうのは、

 

本当にその人のさじ加減なので、

 

不正の悪魔に魂を売る人間もどうしても出てくるんです。

 

また、友達の保険証を借りるということも、結構あるケースです。

 

例えば、友達の家に遊びに行って、友達がちょっと肩や腰が痛いからと、

 

慢性的な肩こり腰痛で、ちょっとマッサージしてあげるよって感じで、

 

ちょこちょこっとマッサージをしてお前の保険証を貸して貸してくれと。

 

そしてその保険証でちょっと請求するから、

みたいな形で申請書は適当に自分で書いて請求。

 

これもね完全にアウトですね。

そもそも、友達の家での施術っていうのは往診料も取れませんし、

施術自体も請求もできません。

 

なぜかというと、受領委任を結んだ場所ではないから。

 

よくありがちなのが、スポーツトレーナーとかもそうなんです。

 

基本的には、受領委任結んだ整骨院の場所でしか保険請求はできないのです。

 

だから、この辺りもねやっぱりよく考えないといけないということです。

 

家族請求、友達請求、従業員請求、受領委任を結んだ整骨院以外での施術請求等、

 

本当に施術をしたのであれば問題無いですが、

 

明らかにやってもないのにやったことにしたりするケースは、

 

ゆくゆくは身を滅ぼしますので注意してください。

 

そして、個別指導通知の茶色の封筒が来る前にコンプライアンスを守りましょう!!