こんにちは!「1人で自由に稼ぐインフォセラピスト」の黒羽来富です。

今回は「整骨院の人事評価制度は破滅を生む!」           ついてお話しします。

整骨院の人事評価制度は破滅を生みます….。

なぜなら、業績が良いときは良いですが業績が悪くなったときに乗り切るのが難しいからです。

ほとんどの整骨院は、スモールビジネスでやっているところが多いと思います。

資金力も乏しい数人でやっている整骨院が人事評価制度を導入しても、ハードルが高いのです。

一定の基準をクリアしたら給料アップするという人事評価制度やキャリアパスプラン。

この仕組みは、人参ぶら下げてスタッフにゲーム感覚でモチベーションを上げていくのですが、

業績が良いときは良いですが業績が悪くなったときにスタッフの給料を今まで通り払える余裕はありますか?

整骨院事業が悪くなっても、他の分野で利益を確保できる事業があればいいですが、

現実は厳しいかもしれません。

大体、一度給料をあげたら正当な理由がないと下げることが難しいからです。

業績が悪いからといって給料を下げてしまうとスタッフのモチベーションも下がりますよね。

不平不満を言って辞めていくスタッフもいて、経営者はストレスがたまるでしょう。

では、どうすればよいか?

私は資金力の少ない小規模な整骨院は、人事評価制度を導入するより

むしろ、

基本給を低くし、他の手当やボーナスで調整をしたほうがいろんな面で融通が利きます。

ボーナスはそもそも払う必要もありませんからね。業績が良い時に払えばいいのです。

スタッフによってはボーナスが当たり前のようにでるものだと勘違いしている新卒者もいます…

ただでさえ、有給休暇の義務化もありますから、経営者は辛いですよね。

ですので、大規模整骨院の真似をして小さな整骨院が人事評価制度を設けることはオススメしません。

それに、人事評価制度は細かく作らないといけませんし、セミナーやコンサルを受けたらその費用も馬鹿になりません。

それがうまく機能すればいいですが、機能しなかったら徒労に終わります。

保険で潤っていた時代の整骨院は人事評価制度を導入しても成り立ってました。

なぜなら、店舗をだせば必ず儲けが確定してたから。保険主軸の多店舗展開整骨院はまさか保険が使えなくなることも考えずにドンドン院を出していたことでしょう。

しかし、保険のきかなくなった整骨院業界は多店舗展開や人事評価制度を設けて大規模に行っていくと後で業績が悪化したときに大ダメージをくらい、また縮小することも難しくなります。

その辺をよく考えて行っていきましょう。

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